コラム

建築業の悩み事

2014.12.08.

・契約時の工程確保について

2年、3年前であったら、見積もり作成時の工程計画が樹立できた状況にあったが、現在では確実

に受注契約を担保にしないと専門業者との工程についての確約が取れない状況になっている。

特に型枠、鉄筋業者については業者のローテーションの都合により乗り込み時期が決定してしま

う状況になっている。

お客様との工期決定については、事前に専門業者との乗り込み時期の調整を確実に実施しないと

全体工程の確約ができないような状況にある。

当社では、事前に専門業者との調整に60日~90日必要との事を工程表に記入して提出するように

している。

着手時に乗り込む杭工事、山留工事等についても同様な状況になっている。

建設業に携わる専門工事業者の職人は高齢化が進みますます人手不足になっており、今後は建設業が魅力ある職場に改善して、若い人たちが就業に魅力ある業種に取り込まないと成りたたなく

るのでは。女性職人、外国人職人の雇用強化?どうしたらよいのでしようか?

・公共工事が不調になるのは

前記で述べた職人関係の人手不足もコスト高になる要因ではありますが、常日頃思いますが

予算取り作成時のコストが1年前の単価にて算出しているのでは?現況といつもあっていない。

数量内訳の信憑性に疑問がある。仮設工事においては○○工事一式等の提示が多い

現況にあったコストによる予算取り、正確な内訳数量の算出(参考数量ではだめ)により

国が掲げる景気回復になるのではないでしようか

 ・建設業の単価について

一般的なものの売り買いは重さでいくらといいますよね

野菜、魚、食料品等はkgで値段がついています。

ふと思ったのですが、例えば1m3のコンクリート壁を造ると重量は2.4tです。

掛かる費用は単純に107000くらいです。重量換算すると45円/kgです。あまりにも

安いと思いませんか。

魚のヒラメ 5000円/kg 私の乗用車2400円/kg、化粧品、風くすり?

100坪のRC造マンション600t金額8000万 重量に換算すると133円/kg